保険選びでよくある間違い「転換」について

生命保険の見直しをしたつもりが、フタを開けてみれば「転換」だったなんて・・・。これほどがっかりすることはありませんね。
そんな残念な結果にならないために、生命保険に加入している人(しようとしている人)は「転換」という悪しき制度を知っておくべきなのです。

要旨

保険の見直しでよくあるのが転換です。「下取り」といわれると聞こえはいいですが、実態は保険会社だけが儲かる場合がほとんどです。

同じ会社・同じ担当者に相談しても、同じ答えしか返ってきません。保険を見直す際は、対価を払って別の人間に相談しましょう。

転換とは?

転換は、保険の見直し方法のひとつですが、気をつけないとお金をドブに捨ててしまうことになりかねません。転換は「下取り」といわれることがあります。自動車に例えるなら、古い車を売って、そのお金を新しい車を買うための頭金にするようなイメージです。

保険の転換も同じですね。今の保険を解約して、今まで積み立てていた分(解約返戻金)を新しい保険の頭金にして、加入し直すことです。

これをやると、保障が新しくなっても月々の保険料は今と変わらないか、もしかすると今より少なくて済む場合もあるので、なんとなく得したように思えてしまうのです。
実際は過去に自分が貯めてきたお金を使っているわけで、得どころか大損してしまっているのですが・・・。

転換の実態

「お宝保険」って聞いたことはありますか?今よりも金利が高かった頃の保険のことです。今は超低金利の時代ですから、はるかに安く保険に加入できていることになります。

一方で、保険会社からすると利益がでないので、すこぶる効率が悪いんですよ。お宝保険は保険会社にとってみれば、目の上のこぶなんですね。だから、潰しにくるわけです。まぁ業界歴の浅い人たちはこの事情を知らず(理解せず)、会社から言われるがままにやらされているのが実態なんですが・・・。

車に例えるなら、リッター30km走れる今の車を売って、ナビのないリッター10kmの古びた車を買わせるようなものです。

保険の場合、新しい契約が一番良いとは必ずしも言えません。むしろ、古くなればなるほど価値がでるのです。ここ、大事なポイントです。

転換を勧められた時の対処法

「新しい特約が発売されたので、こちらの保険に加入し直した方がお得ですよ」「今より安い金額で大きな保障が付きますよ 」・・・販売員がこんな風に言ってきたら、要注意です。きっぱりと断りましょう。

保険を販売している代理店や保険会社専属の販売員は、新しい保険の契約を取ってこないと給料がもらえません。大の大人が1ヶ月間働いて、給料7万円なんてことはざらにある世界です。あなたの生活よりも自分たちの生活を守ることで必死なのです。

そうなると、あの手この手で新しい保険の加入を勧めてくることでしょう。自分ひとりの力ではダメだと思ったら、ベテランの上司を連れてくるかもしれません。2対1です・・・どうしましょう?きっぱりと断りましょう。

それでもしつこく食い下がる。あげくには、夜討ち朝駆けで自宅や職場まで押しかけてくる。これではまるでストーカーそのものです。(実際にあった話ですからね)
そうなったら最終手段です。警察に通報?いやいや、”金融庁”に通報するのです。

「あの、これ以上しつこくするなら、あなたとあなたの会社を金融庁に通報しますから。良いんですね?」と言ってください。効果抜群だと思いますよ。

正しい保険の見直しとは?

あなたの友人や知人が「最近保険の見直しをしたんだよね~」と言っていたなら、誰にしてもらったのか聞いてみてください。加入している保険会社の担当者に相談したというのなら、転換契約の可能性が高いです。十中八九そうでしょう。

みんな勘違いしているのですが、同じ保険会社の担当者に相談していたのでは、正しい保険の見直しはできません。転換契約のように、あなたの資産が食い潰されるだけです。

別の人間に相談しましょう。コーチングの世界では、このことを「ボイス・チェンジ」といいます。話を聞く相手を変えれば、成果も変わるはずです。

その際、無料相談ではなく有料相談がおすすめです。有料で保険の見直しを行っている人は、販売員ではないので売り込みをしません。しつこくもされません。きっと親身に相談に応じてくれることでしょう。

お金はかかりますが、保険の見直しが正しく実行できれば、相談料なんてすぐにペイできますよ。


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